■気づく。問い直す
区別する
2020/10/12
求めているのは情報?それとも体験?
- 心のコソ練では、
知れば事足りるものを情報、
実際にやってみなければわからないことを体験
と呼んでいます。
何が情報で、何が体験なのか。
それを決めるのは自分です。
- たとえば、オムライスのレシピ。
実際にオムライスを作って食べたい人にとって、レシピは情報です。
その情報を使って、オムライスを作り、食べてはじめて、その人は満足できるでしょう。
一方、レシピの収集家や研究家にとっては、新しいレシピに出会うことそれ自体が、体験になりえます。
実際にオムライスを作らなかったとしても、そのレシピを見て、自分なりに何かを考えたり、感じたり、探求したりすることが、体験になるからです。
- 同じ事柄でも、それを情報ととらえるか、体験ととらえるかは、人によって違います。
また、自分が何を求めているかによって、同じ事柄が情報になったり、体験になったりするでしょう。
- 情報と体験を区別する視点は、願いごとや望み、人生の探しものがあるときに、役立てることができます。
自分が求めているのは、情報だろうか?
それとも体験だろうか?
「現時点での」区別をつけることで、無駄に混乱することなく、願い事や望み、探しものを手にすることができるでしょう。