コソ練の現場から。

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仕事とは、自分の喜ぶことで誰かに喜んでもらい、豊かさを回していくこと。

幸せに働く第一歩は、言葉の定義を変えること。

 

仕事は生活の糧、お金を得る手段、という考え方があります。

この考え方を当然のように受け入れてきた人もいるかと思います。お金をたくさん得られることや、効率よくお金を得られることが、よい仕事の条件である、と考える人もいるかもしれません。

 

一方で、本当にやりたいことをするために、収入の多い仕事や条件のよい仕事を手放す選択をする人がいます。

また、自分の好きなこと・やりたいことを続けていくうちに、多くのお金や豊かさを手にした人もいます。

 

仕事は生活の糧、お金を得る手段である、という考え方は、ある一面では真実です。

と同時に、得られるお金だけが、幸せな働き方・理想の仕事の条件ではない、という考え方も真実でしょう。

 

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仕事柄、「自分らしく幸せに働きたい」と願う人たちに、たくさんお会いします。

そうした方々のお話を聞きながら常々感じるのは、どうすれば幸せに働けるかを探求する前に、仕事や幸せ、働くということに対して、自分がどんな考えを持っているのか、問い直してはどうか、ということです。

 

たとえば、
「仕事は苦しいものだ」とか
「お金をもらうのだから、
仕事上で我慢を強いられるのは仕方がない」
といった考えを持っていると、仕事自体がとても苦しいもの、お金のために仕方なくするものに思えてきます。

その前提で、どうすれば幸せに働けるかを考え始めると、少しでも苦痛の少ない仕事・我慢に見合うだけの対価が得られる仕事がいいだろう、という結論に行きつきます。

 

しかし、それで本当に幸せを感じられるかは、疑わしいところです。

なぜなら、この考え方には、自分の苦しみの度合は考慮されていますが、幸せの度合いは全く考慮されていないからです。

 

苦しいこと・辛いこと・嫌なことは、どんな人でもほぼ共通です。

それにどの程度耐えられるのかに個人差があるだけ。

一方で、何を幸せだと感じるかは、人によってまったく違います。

こればかりは、自分の心によく聞いてみるしかありません。

 

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私が、セッションやワークショップ、各種メルマガで繰り返しお伝えするのは、ご自身の幸せ観の問い直しです。

 

目の前の苦しみから逃れるためではなく、ご自身の価値観や好みに照らして、「本当はどうしたいのか」を繰り返し問い直すことをお勧めしています。

そうした問い直しを積み重ねていくと、自分にとっての幸せとはどんなことかが明確になってきます。

それが、私のいう幸せ観です。

 

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幸せ観の問い直しと同様に大切にしているのが、言葉の定義です。

ここでいう定義とは、「自分だけの」意味づけだとお考え下さい。

 

他の人とか世間とか社会は、どうでもいいんです。
自分がその言葉を同意味づけし、どう認識するかが大事。

言葉に対する定義は、私たちの認識や価値観、ものの考え方や感じ方に影響を及ぼし、私たちの言動・行動を規定し続けます。

 

もしあなたが、幸せに働き、豊かに生きたいと願うなら、みなさんの心のなかにある、「仕事」という言葉の定義を見直すことをおすすめします。

 

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ちなみに、私は、このサイトやメルマガ・オリジナルテキストのなかで、仕事という言葉を以下のように定義しています。

仕事とは、自分の喜ぶことで誰かに喜んでもらい、豊かさを回していくこと。

 

この定義を採用することで自然と、自分にとっての喜びや豊かさ、誰かにとっての喜びや豊かさに目が向きます。

また、豊かさを回していくとはどういうことか、という問いも生まれることでしょう。

目を向けたり、問いが生まれることで、それらを探求し、確認する機会が生まれます。

 

言葉の定義を変えると、心の目線が切り替わります。
なんとなく、おわかりいただけますか?

 

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何に喜びを感じ、何を豊かだと感じるかは、人によって違います。

その奥にある幸せ観も人それぞれでしょう。

 

心に問いを立て、あなたの幸せ観、あなた自身の喜びや、あなたの考える豊かさを探求していきましょう。

仕事を通してそれらを分かち合う道は、きっとみつかります。

 

 

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