■心の仕組み
思い出す
2020/10/5
客観的な事実は存在しない。
- 人間関係のストレスはすべて、
互いがまったく別の世界で生きていることを知らない、
もしくは、
それを忘れているために起こります。
- 言い方を変えると、
「相手も当然、自分と同じ世界を見ているはずだ」
と思うことから、すべてのストレスが生じるわけです。
- 同じ時間に同じ場所で同じことをしていたとても、同じ体験をしているとは限りません。
そこで見聞きしたもの、思ったこと・考えたこと、感じたことは、みんな違います。
- 私たちは、一人一人まったく違う出来事を事実として体験しています。
事実に対する解釈が違うのではなく、そもそも体験している事実が違います。
客観的なひとつの事実は、どこにも存在しません。
- それを思い出すだけで、今いる世界がまるで変わって見えてくるでしょうし、人間関係への向きあい方も変わります。